2010年1月25日月曜日

[映画]28週後...



「28日後...」の続編。
体液感染し生物の凶暴性を引き出すレイジウィルスの爆発的な感染によって英国は壊滅。
ドンとアリスの夫婦は郊外で隠れていたが、感染者から襲われ、ドンはアリスを見捨ててかろうじて逃げ延びる。
6ヶ月後、感染者がすべて餓死するのを待ってから、NATO軍の救援部隊によりロンドンは復興を始める。
海外に脱出していた住人も安全宣言の出された英国へ帰国してきたが、その中には、ドンとアリスの子供達、タミーとアンディの姿があった...。


通常のゾンビ映画が動く死体であるのに対し、この映画の感染者はあくまで生きている人間。
体液によって容易に感染し、数秒で発病してしまうレイジウィルスのチート性能は、感染者が正常な人間と同じ運動性能と、耐久性しかなくとも圧倒的に恐ろしい。
何故か同士討ちはしないこととか、餓死を待つなら「28日後」の世界でも十分だったんじゃないかとか思わないでもないけども、まあそこに突っ込むのは野暮というものか。

とりあえず、全体として面白くないわけでは無いのだけど、「愛」故の行動が裏目に出てしまうシニカルな展開は行き過ぎ感があって、評価がわかれるポイントになっていると思います。

個人的にラストシーンは、ちょっと直接的すぎると思うわ。

2010年1月18日月曜日

[DVD]探偵ナイトスクープDVD

探偵ナイトスクープのDVD、11,12,13,14が出るので注文。



[映画]チョコレートファイター



公式サイト:http://www.chocolatefighter.com/

監督は『マッハ!(Ong-Bak: Muay Thai Warrior )』、『トム・ヤム・クン(Tom-Yum-Goong)』、『七人のマッハ!(Born To Fight)』などを撮ったプラッチャヤー・ピンゲーオ。

日本人ヤクザ・マサシと、マフィアのボスの情婦・ジンの子として生まれた娘・ゼン。
ゼンは脳に障害を負って生まれた知的障碍児だったが、その反射神経と格闘学習能力は極めて高い少女に成長した。
そんなある日、母・ジンは病に倒れてしまう。ゼンの幼なじみのムンは、高額な薬代を稼ぐためにゼンとともにジンが貸し主となっている借金の取り立てに回るのだが...。


『マッハ!』同様、相変わらず無茶なアクションシーンがてんこ盛りな感じで、やられ役の人は大変だなあと思わずには居られないアクション映画。
しかし『マッハ!』は殴る蹴るの痛さがストレートに伝わる見せ方でしたが、本作ではその方面では『マッハ!』と比べるとちょい薄い部分がある。特に素手の格闘シーンはヒット感はあまり出ていません。まあそこは『マッハ!』が無茶してたと思いましょう。
一方で、落下ダメージやら切り刺し系の演出はかなり痛い。
特に精肉場での戦いと雑居ビル壁面での戦いは正直やばい。
スタッフロールでも流れていますが、けが人もそりゃ出るわという感じです。

ドラマ部分は荒いし、純粋な格闘ものとして観るとぬるい部分もありますが、アクション映画好きは観ておいて損は無いかもしれません。
個人的には精肉場で包丁が胸に刺さった男に二本目の包丁が飛んでいくシーンが好きだわw

2010年1月12日火曜日

[ゲーム]FF13クリア後

すでにクリアしたFF13ですが、放置してあったミッションがまだたくさんあるので挑戦してみたのですが、一部の敵が強すぎて笑えてきましたw

アホみたいにでかいアダマンタイマイ相手に文字通り一踏みで殺されたり、”竜の息吹(弱体+ダメージ)”連発して”むさぼる(極大ダメージ)”をやってくる竜の親玉相手に手も足も出ず殺されたりと、明らかにラスボスよりも強い。
これは好きな人には実にやりがいがあるとは思うのですが、強すぎてCP(経験値)貯めが面倒くさい。とりあえずキングベヒーモスを狩って鍛えているのですが、本当にアダマンタイマイなんて倒せるようになるのか不安ですw

こういうクリアとは関係のないチャレンジミッションが多数用意されているのは私としても好ましいのですが、それ故に、FF13がゲームとしての作りが一部甘かったり、冗長だったりするのは非常に残念なところ。実に惜しい。


2010年1月5日火曜日

[ゲーム]FF13 とりあえずクリア

皆様、あけましておめでとうございます。
今年が本当にめでたい年となるようにがんばっていきましょう。

さて、それはともかく、正月休み中にプレイしていたFF13、とりあえずクリアしました。
プレイ時間は49時間ほど。そのうち何時間かは確実に寝てましたが、ミッションにこだわらなければもっと短い時間でクリアできると思います。
私もAクラスのミッションは放置しているので、11章冒頭に出てくる山のように巨大なやつがなんなのか判らずじまいです。

以下、一通りクリアしての雑感。(序盤の感想は前記事参照)

  • 終盤、特定のジョブが居ないと倒すのが難しい敵が出てくる。具体的にはディフェンダーが必要。オプティマ編成を記録して簡単に切り替えることのできる仕組みが欲しかった。
  • 戦闘に関して。オプティマ編成自体は気軽な戦術システムとして良いと思う。オートで動くNPCについてはAIも効率的に動いてそれなりに賢いのだが、欲を言えばエンハンサーの強化系はもうちょっと賢くあって欲しかった。あと、キャラクターの位置取りの戦略性もできれば欲しかったところ。正面にレーザーを連続発射する敵相手に正面から切りか掛かったり、範囲呪文を連発する敵相手に固まったまま戦うのを見てるといらいらする。総合的には、欠点もあるが、このシステム自体は非常に好みのシステム。
  • 11章以降はそれなりに良いゲームだと思うがそこに行くまでが長すぎる。10章までは半分ぐらいでも良いと思う。やはり序盤のつかみが弱いのが原因か。
  • 個人的な好みだが、キャラに魅力が感じられない。
  • スノウが常に帽子をかぶっているのが変すぎる。治療の為に上半身裸なのに帽子はかぶりっぱなしってw たぶん禿かあの帽子自体が髪の毛。
  • ムービーがすべてプリレンダされているが、リアルタイムレンダリングにすればDVDにも収まったと思う。
  • 大変壮大なステージだと思うが、一部のムービーをのぞいて臨場感が足りない。
  • 全体的にPS2の時のゲーム作りから脱却できていない印象。絵のきれいさをさっ引けばPS2でも出せたと思う。PS3っぽいPS2のゲーム。


とまあ、ぐだぐだ書いていきましたが、私としては最後までプレイしてクリアすることのできた久しぶりのRPGとなります。その牽引力は戦闘のおもしろさにあることは間違いないわけで、その点は非常にすばらしいです。
全体としては、日本のゲームメーカーとしてはトップに立つスクエニとしては、もっと出来の良いゲームを作らないと駄目でしょというのが正直な感想です。
100点満点で55点という感じですが。戦闘だけ見れば80点つけても良いと思います。