2014年3月20日木曜日

影牢 - ダークサイドプリンセス

一応クリアしたので締めとなる感想を。

まず、ゲームの基本部分は、これまで発売されたシリーズから変わっていないのですが、悪いところもそのまま。

×古くさい移動システム
ちょっとした段差も回り込む必要がある。初期の3Dゲームからなにも進化していない移動システム。

×ゲームに絡んでこない従者
従者が3人いるがバストアップの絵とセリフと課題だけ。従者?ただのシステムでしかない。ゲーム上存在理由がない。

×メリハリのないレベルデザイン
ほとんどのステージは開始時に敵が同じ部屋にポップする。敵に挟まれてることもしばしば。特異な攻撃方法しか持たないプレイヤーであるにも関わらず、スタート時点ではそれが生かせない状況を強要される。ストレスを感じるし飽きる。


×少ない敵の数
敵が最大で3体しか出てこない。トラップシステムの都合上、敵が多いとゲームが崩壊するのかもしれないが、PS3やVitaでこのグラフィックならもっと敵を出せたはず。派手な広範囲に作用するトラップで一網打尽にするなど爽快感を増大させる仕組みにした方が進化を感じさせたはず。古臭い。

×意味のないオートセーブ
PS3版はオートセーブのように見せかけてオートセーブになってない。チャプターごとにしかセーブできずチャプターが長すぎる。

×リトライがストレス
トラップの無効・耐性を持つ敵が多いが、トラップの装備変更がチャプター開始時にしかできない。
ステージが変わるとトラップを張りなおす必要があるのもストレス。死んでリトライする際にトラップを張り直すのもストレス。

○トラップコンボのしやすさ
基本トラップの起動を×ボタンに集約し、連続してトラップを起動できるようにしたのはプレイしやすくて良い。コンボするためのガイダンスも分かりやすい。回転ギミックの回転方向が分かりやすければもっとよかった。

×敵キャラクター嵌め殺し
状況によるが、ノックダウン効果のある飛び道具を持つ敵相手に何もできずに嵌め殺される。
そのような状況に陥らないことが大事かもしれないが、古臭い移動システムとアクション性の低さが容易にそのような状況に陥ることになっている。廊下で完全に無防備になってしまうのも腹立たしい。


2000~3000円程度で影牢HDとして売りに出すなら十分購入の価値があったゲームかもしれない。
フルプライスで新作ゲームとして出すには今の時勢では昔を懐かしむファンしか満足しないゲーム。
人生の時間は限られているし、資産は大事なのだからもっとほかのことに使うべきだと思います。




2014年3月7日金曜日

影牢 ダークサイドプリンセス

ちょい進めたのですが、色々イラつくゲームです。

1チャプター3ステージ構成なのですが、装備の変更はチャプターの最初でしかできず、ボス戦で有効なトラップを装備していないと糞だるいことになります。

各ステージ同じ装備で進めるしかないのに、ステージが変わると設置したトラップは全てクリアされます。有効なコンボは大体決まってるのに一からまた設置しなおすのが糞だるいです。

全ステージ共通なのが、始まるといきなり複数の敵と同じ部屋からスタートする点。
はっきり言って意味が分かりません。トラップをしかけて待ち伏せするのが醍醐味なんじゃねえの?なんでいきなりピンチの状態から始まるのよ。不意を打たれたという設定ならわかるけど、毎回複数の敵が同じ部屋にいるってどんだけレベルデザイン下手なんだよ。
通路にトラップしかけることができないのもなんだかなあという感じ。敵は普通に攻撃してくるので、自分の拠点なのに通路だけは何の対策も打てず逃げるしかないということに。通路専用トラップ用意するとかいろいろ考えられなかったんですかね。

敵がやたらと超人的なアクションをしてくるのもイライラの原因。チャプター5のボス・ヴェイルとか、まともに相手してると糞だるすぎます。



というわけで、正攻法でクリアしようとしてイライラするのもなんなので、だるい相手は小技を使って倒すようにしています。
その小技とは、

  • 警戒心の強い敵は部屋に入る際にはフロアを回避しますが、出るときは無警戒。
  • テツクマデに耐性のある敵はいない(今のところは)

の2点に着目。
部屋に入ったら入口(出口)テツクマデを起点としたコンボを設置。
自分はテツクマデのフロア脇に立ち、敵が近づくのを待ちます。
敵が近づいてきたらテツクマデを起動して、すぐにテツクマデを踏まないように脇から通路へ出ます。
敵が無警戒に部屋から出ようとするとテツクマデを踏むので、素早く部屋に入ってあとは落ち着いてコンボをつなげて終了です。
もちろん、起点はテツクマデでなくとも良いのですが、テツクマデは地雷型(起動したあと、誰かが踏まないと効果を発揮しない)で時間調整がある程度できること、1マス強制移動させるので次のトラップの選択肢が多く、かつ強制移動まで時間がかかるので次のコンボまで時間的余裕があるのが良いですね。

あとで知ったのですが、上記の出るときは無警戒というのは、自キャラが近くだとワープしない挙動に関係があるかもしれません。

まあなんにせよ、まともに相手するのがアホらしい相手にストレス貯めるのは健全ではありませんのでさくっと破目殺すのが正しい遊び方だと思います。




2014年3月5日水曜日

影牢とかBanishedとか

FF14はとりあえず課金の自動継続を止めました。
気が向いたら課金して復帰します。

で、最近やってるゲームですが。

影牢 ダークサイドプリンセス


刻命館から続くトラップアクションゲームの最新作。
オープニングムービーが2Dアニメでちょいびっくりしましたw
プレイ感覚は昔からあまり変わらずなんだけど、もっと主人公をキビキビ動かせるようにした方がアクション性が上がって今風なゲームになったと思います。
ジャンプもできないし階段を横から上がることもできず、段差を飛び下りることもできない操作感覚は初代PS時代のゲームを感じさせます。
てか、昔の影牢の仕様をそのまま引き継いだんでしょうかね。非常に残念なところ。
もっと派手に動き回らせつつトラップを派手に決めるゲームにできなかったものでしょうか。
プロデューサーは猛省してください。

まあゴールデンホースがあるのでまだ楽しめてますがw


Banished

公式サイト(もしくはHumble Bundle)から直接購入することで、Steam KeyとDRM Free版を入手できます。19.99ドル。

追放された(Banished)流民たちを引き連れて新天地を開拓していくシミュレーションゲーム。
資材を集め、家を建築し、薪を割り、畑を耕し、家畜を育て生き延びることを目指します。
そう、繁栄を目的としつつ、その裏には明確な生き残りをかけた戦いがあるゲームなのです。
流民たちは年月が経つと老衰で死にます。
薪が無ければ冬の寒さで凍え死にます。
出産時に妊婦は死ぬ危険が大いにあり、鉱山夫は作業中の事故で死ぬことがあります。
黄熱病が猛威を振るうこともあれば、イナゴが畑を食い荒らすこともあり、最悪、竜巻が町を破壊し資材と人命を奪っていくこともあります。

ちょっとしたことでバランスを崩し壊滅することもある、かなり厳しいゲームバランスのゲームです。
スタート時の難易度調整は開始時の条件が異なるだけなので、Easy設定でも適当なプレイでは簡単に壊滅します。

協力プレイなどはないのであくまで一人用のゲームですが、ちまちまと遊ぶのが好きな人にはお勧め。
壊滅しても泣かずにリスタートする(もしくは再興させようと足掻く)勇気が必要なゲームです。

ゲームとしての目標がアチーブメントぐらいしかなく、モニュメントなどの特別な建築物もないんでかなり地味なゲームです。
難易度もシビアで、難易度設定によってリソースの厳しさが緩和されていればもうちょっと敷居の低いゲームになったと思います。

開発は一人で行っているそうで、Modツールを準備しているそうなので今後の展開に期待です。


Trials Evolution: Gold Edition

Steamで購入してあったものに手を付けました。
バイクに乗ったプレイヤーを操作してハチャメチャなコースをタイムアタックしていくゲーム。
アクセル、ブレーキ、前後の体重移動という簡単操作で気軽に遊べます。
2012年にXbox360で発売されたときに話題になってたゲームなので今更かよという突っ込みは無視で。

ちなみにプレイにはUPlay必須なので通常のSteamゲームよりちょいめんどくさいです。