2010年2月4日木曜日

[小説]シャーンの群塔



キース・ベーカー作。
D&Dの世界設定「エベロン」を舞台とした小説。
かつてD&Dをプレイしたことあるとはいっても、古き親和の赤箱世代なもので、どうにもこのガジェット満載の世界設定には戸惑いを感じさせられます。
とはいえ、剣と魔法のゲーム小説としてはそれなりに面白い。D&Dに興味があるんだけどどんな雰囲気なのか知りたいという人にはちょうど良いかもしれない。
上下巻とも、巻末には世界設定や用語集などもあり、D&Dのセッションに小説の舞台や人物を絡ませたい人には役に立つでしょう。

そういうわけでD&Dに興味があるあるいはD&Dにすでになじみがある人には非常に楽しめる小説といえると思いますが、まったく興味が無い人には情報過多で楽しみにくい小説かもしれません。

ちなみに続き物で、この上下巻だけでは回収されない複線が色々あります。


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