2011年9月20日火曜日

ソニータブレットSシリーズ 購入

ソニータブレットSシリーズを購入。

http://www.sony.jp/tablet/products/S1/

発売前は買うかどうか迷ったのですが、店頭で実際に触ってみた結果、購入に踏み切りました。
ヨドバシで購入したのですが、ポイント0%だったので、全額ポイントで購入して0円なり。
購入したのは32GB版。
Xi契約で40000円引きとかキャンペーンもしてましたが特に加入せず。使わなければ月1000円で2年契約なので契約した方がお得ですと売り子のお姉さんが言ってましたけどね。

で、さっそく持ち帰って色々といじってみました。

ちなみに私はAndroidはHT-03A発売当時からいじっているのでAndroidの基本的な部分は熟知しているが、3.x系のUIはあまりなじみがない。タブレットはGalaxy tabを常時持ち運び。iPadは借りてるものがあるが、iPad2は店頭でいじった程度。という立ち位置。


少しネットで調べてみると、本体が安っぽいとかしょぼいという意見が良く見受けられますが、それほどひどくはないです。
ただし、ムービーなどで大きめな音を鳴らすと、背面の震えが手に感じられるのでその点は安っぽさを助長していると思う。
編重心が大きな特徴ですが、全体的に持ちやすい。重心がある方を片手で持つ場合は特に軽く感じられます。ただし、アプリによっては、持つ方向を強制されるため、この特徴が逆に作用することもあるのは残念。この問題は一部のアプリの作りに起因する問題です。

充電は本体下部の専用コネクタから行います。電源ケーブルはお世辞にも挿しやすいとは言えない形状なので、別売りのクレードルがあった方が良いです。
クレードルは電源のみで、PCとの同期などは考えられていなません。

PCとの同期についてはUSBケーブルを使用します。
USBケーブルのコネクタは普段はカバーで覆われており、微妙に挿しにくい位置にあります。接続の度にカバーを外してケーブルを挿すというのが少々面倒くさいです。
クレードルでPCと同期できるようにすればどれだけ良かったかソニーの開発者には想像できなかったのは残念です。

液晶は、店頭で見ている分には最大にしても暗めに感じられましたが、持ち帰ったあと室内の蛍光灯の下であれば充分な明るさに感じられた。むしろ最大にすると明るすぎるぐらいです。

SDカード(micro SDではない)に対応していますが、SDカードはAndroidでは/mnt/sdcard2にマウントされます。
ESファイルエクスプローラーなどであれば問題なく参照することができますが、プリインされている専用アプリは一旦内部ストレージにファイルを転送して使用することになります。
この転送に関しては、SDカードを挿すことで自動的にダイアログが表示されるので、このこと自体はそれほど面倒ではありません。
ただし、SDカードを挿した状態でPCとUSBケーブルで接続しても、PCから参照できるのは内部ストレージの/mnt/sdcardのみで、SDカードはPCから参照することができません。そのため、SDカードでメディアファイルを管理したいと思った場合、本体からSDカードを引き抜いてカードリーダーなどで読み取る必要があります。
このあたり、SDカードはデジカメなどのデータを転送する手段でしか無く、恒常的にSDカードを挿して拡張ストレージのように運用することは考えていないようです。


ソフトに関して、残念な点をいくつか。
ソニーはこれから様々なサービスをネットワーク上で展開していくようですが、それらがが軒並み準備中であるという点。
10月にdocomoから3G対応版とPシリーズは発売されますので、そこからが勝負なんでしょう。
とは言え、先行して出してしまった以上、ユーザー評価としてはマイナスですよ。

また、動画再生に関してですが、フルHDのMP4ファイルはまともに再生できません。初期状態ではガクガクと再生されていましたが、アップデートによって明確に「この動画は再生できません」とメッセージが出るようになりました。
液晶サイズがフルHDでない以上、フルHDの動画ファイルを再生できなくても良いのではないかという意見もあるかと思いますが、専用にエンコードしなくとも、コピーするだけで再生できるというが快適な環境だと思うのですよ。
初期状態でガクガクとは言え再生できていたので内部ストレージの転送速度の問題かもしれません。
ちなみにGalaxy tabではフルHDのMP4ファイルを再生できます。


逆に良い点としては、ブラウジング。
ソニーの「サクサクエクスペリエンス」は伊達じゃない。かなり体感速度が速く、スマートフォンおよびタブレットの中で恐らくもっとも快適。私はかなり感動しました。
最適化されたWebアプリならネイティブと遜色ない挙動を示します。


と、まあ数時間いじっただけの感想としては上記の通り。
基本ツイッターでつぶやいたものの焼き直しですがご容赦を。

ソニーオリジナルのネットワークサービスが走っていない以上、他のタブレットとの差別化ができておらず、売り側もかなり厳しい戦いを強いられているように見受けられます。
10月の本サービス開始が勝負なのでしょうが、それまでは「iPadのライバルではあるもののiPadで良いんじゃない?」という立ち位置のAndroidタブレットでしょう。Androidタブレットとしては間違いなく最高峰なのでしょうが。

惜しい。実に惜しいぞ。ソニー。
しかしAppleに対応するなら隙のない作りをしないと勝てないでしょうね。ハードもソフトも。頑張って欲しい。



ちなみに、購入しようとする人は、発売前に購入宣言して購入後に登録するとソニーポイントがもらえたそうです。
私はできなかったのですが、3G版やPシリーズを購入する人はまだこれからなので忘れずにやっといた方が良いかも。

http://www.sony.jp/tablet/special/campaign/


追記
ソニーのサイトを見ると、Media Goを使って簡単にメディアファイルを同期できますという風に書いていますが、よく見ると対応は10月を予定していますとも書かれています。
Media Goさえも対応してない状態で発売するって、何考えてるんでしょうね?ソニーは。
Media Goがメジャーソフトで無いとしても、この対応は正直無いと思ったよ。




0 件のコメント:

コメントを投稿