2010年10月10日日曜日

[ゲーム]デッドライジング2




前作がXbox360専売だったためか、マルチタイトルとなった本作でも、360版のみの特典が色々あるようですが、まあそれはとりあえず置いといてPS3版を購入。

以下ネタバレあり。


本編をクリアしてOvertimeモードも終了。
ゲームとしては楽しいし、前作と違って日本版でも部位欠損表現があったりで、色々がんばっているのですが、前作を初めてプレイしたときの衝撃はさすがに感じない。
まあ仕方ないっちゃあないんですが、ただ、なんかもうちょっとなんとかならんかったんでしょうか。
ステージが似たエリアが複数あって個人的にはメリハリがあまり感じられないし、暗所として有効活用できるはずの地下が、妙に明るくだだっ広くて恐怖を感じようもない場所になってたりと、なんで要所を押さえないかねと制作者に言いたい。
前作はゾンビだらけの地下道をショートカットに利用したりステージ攻略にも幅があったと思うのですが、本作ではそれもほとんどなし。

登場人物としては、今回、主人公が無実の罪を背負わされている状態で、サイコもそれを怨んで襲ってきたりして、うーんなんか違うんだよと、まあ言ったところで所詮は個人の感想でしかないわけですが、とりあえず虎が居たり、サイコをサバイバーにできたりと、少し変化があったのは評価できると思います。

あとはシステム的なところで、ロードがとにかく長い。意味がわからないぐらい長い。強制インストールで2GB以上使っているにも関わらず、とにかくエリアチェンジのロードが長いのは何なのよ。
ロード時の処理の最適化とか、先読みさせるとか、データの共有化とかした上でこの長さなんだろうか。
ダメすぎる。

今回の新システムであるコンボ武器に関しては、種類も多いしお馬鹿武器から使える武器までそろっているのは楽しいけども、最初から作れる釘バットが強力すぎるのは逆にマイナスなんじゃないかとちょっと思った。
釘バットの強攻撃のモーションが人間相手に発動しないけどダメージはそのままだったりして、ラスボス以外にはむっちゃ強力だったりしたおかげで一番使った武器でもあったんだけど、便利すぎるのは考え物です。

ストーリーに関して言うと、まあこういうゲームでストーリーなんて別に良いだろという意見もあるかもしれませんが、前作は人間(国家)の貪欲さによって犠牲になったものの復讐という重いテーマがあったわけですが、本作は企業の金儲けとそれに乗じたギャングに仕業というもの。
どちらがどうというのは個人的な好みがあるのでしょうが、前作の方が暗く重い内容だったと思うのですよ。


と、ちょい厳しめに色々書いたけど、それなりには面白いゲームだとは思います。
レベルが低いうちは動きも遅くてイライラするけど、そういうゲームだと思うしかないあたり、初見の人には勧めにくいゲームであるんだけどもね。


ああ、あと書き忘れたんで追記するけども本編最後のボスにもっとも有効な攻撃方法がドロップキックというの事には、制作者は疑問を持たなかったんだろうかねえ。(他にもあるかもしれんけど)
なんでも強くすれば言いとうものでも無いと思うんだよ。ホント。

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