2009年12月10日木曜日

[ゲーム]Wizardry ~囚われし魂の迷宮~

PlayStationStoreでの配信専用タイトルのWizardry。

公式サイト:http://wizardry.acquire.co.jp/

体験版は最初のフロア、5レベルまで遊べるとのことなので、まずは体験版でスタート。

で、まあ、色々言いたいことがあるので箇条書きでとりとめなく。

  • オープニングが終わると、「うぃざーどりーるねさんす」と、たぶん各キャラクタの声で喋る。かなりどうでもいい演出。
  • ゲームを開始すると主人公をまず一人作成。
  • キャラクタークリエイトは初期Wizにかなり近い。
  • 主人公の性格、職業によっては、初期キャラクタでまともなパーティが組めないので、必要ならキャラクタをクリエイトする必要あり。
  • 主人公は外せない。
  • 初期装備はローブ、ダガー、靴だが、6人の所持金合計約300Gでは物価が高くてまともな買い物はなにもできない。我慢してダガーで地下に降りるか、根気よくキャラ作成→金、装備回収→削除を繰り返すしかない。
  • 町のNPCはいちいち一言喋る。台詞を全部しゃべるわけではなく、なんとなくその場で一言喋る感じ。かなり余計な演出。喋るなら全部喋って欲しい。容量の問題で無理なんだろうけど、それならそれで喋らなくて良い。
  • オートマッピングはなし。自力でマッピングする必要がある。方眼紙欲しい。
  • 敵キャラクタは『生命の楔』と共通。クリーチャーの絵は小さく表示される。
  • 同じクリーチャーでもレベルによって強さが違う。最初のフロアで1~5レベルの幅があるし、数も多い。
  • 戦闘判定で、回避力以外に防御力の概念もある。そのため、初期キャラクタで5レベルの敵などに遭遇するとダメージが通らず非常に苦戦する。
  • 前進と扉を開ける動作が上キーで共通。
  • 一歩歩く速度が遅い。きびきび動けない。
  • キャラクタ絵が画面左右に配置されていて左右の視界が制限される。L3キーで表示のON/OFFができるが、そういった細かい操作などの情報の記載があるマニュアルがない(?)
  • 迷宮入り口付近でかなり入り組んだ迷宮になっている。ちょい容赦ない。
  • 壁にぶつかるとキャラクタが声を上げる。のだが、壁にぶつかったかどうかの判定はその声しかない。パッドの振動とか、SEとか、画面中央への『いてっ』表示とかはない。声がウザイからとオプションでVoiceを0にしていると、ダークゾーンで壁にぶつかったかどうかの判断がつかない。
  • 経験値が入ると即座にレベルアップする。宿屋に泊まる必要はなし。レベルアップすると呪文回数が回復する。
  • 宿屋は初期ウィザードリーのように馬小屋やエコノミーなどのランクがある。ただし、宿屋に泊まらなくてもレベルは上がるので、呪文回復以外で宿屋を利用することはない。
  • 年齢の概念はない。
  • 戦闘コマンドのインタフェースは余分なエフェクトがかかっている分非常にテンポが悪い。
  • 戦闘コマンドのインタフェースは記憶される。記憶しないようなオプションはない。
  • 主人公が死んだまま地上に戻ると寺院で主人公が自動蘇生されるがパーティは解散される。そのたびにパーティを編成しなおす必要あり。面倒臭い。
  • 未鑑定のアイテムは装備できないし売ることもできない。
  • 呪文回数1以上あっても呪文を覚えないケースがある。

とまあ、適当にあげていきましたが、正直なんでこんなゲームになってんでしょうね?
『生命の楔』もかなりアレンジしてましたが、あれはあれで、結構ありなアレンジだったと思うのですが、本作は、下手に初期ウィザードリーの要素を残しつつ、新しい要素がまったく洗練されていないゲームになってしまっています。
かなり残念。

もういっそのこと、基本初期ウィズのシステムで1作目をリメイクして配信、追加シナリオ、ダンジョンやらアイテムをDLC配信して、ネットワーク上で全滅時の救出COOPとかアイテムトレード要素を盛り込んだゲームにすれば、結構面白かったと思うんだけどねえ。

とりあえず、製品版解除コードが2000円、追加ダンジョンが500円らしいのですが、ちょっとこの出来では2500円課金するのは躊躇われます。
パッチで改良してくれれば考えますけどね。
いきなりせこい有料DLC出してるようじゃちょっと期待できないと思ってしまう。

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